縄文時代の巨木柱と配石遺構が見つかっている糸魚川市の国史跡 寺地遺跡。巨木柱の周囲から石棒や御物石器、焼人骨などが出土し、様々なマツリが行われていたと考えられます。また、数多く出土している中屋式土器は北陸地方との強い結びつきを示し、遮光器土偶の存在は東北地方との交流を物語ります。このほか、県内2例目となる縄文時代の丸木舟や、特産のヒスイ製玉も見つかっています。
本展では、数多くの県指定を含む寺地遺跡の出土品を一堂に集め、寺地遺跡の魅力に触れていただきます。なお、本展は糸魚川市教育委員会が共催し、展示資料はすべて糸魚川市教育委員会が所蔵するものです。
新潟県の出土品をとおして、県民の皆様が郷土の歴史を身近に感じ、埋蔵文化財への理解を深めていただければ幸いです。
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6・5 | 「国史跡 糸魚川市 寺地遺跡」「配石遺構と木柱列」「マツリの場 配石遺構」 |
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4・3 | 「配石に建てられた巨木柱」「マツリの道具」 |
2・1 | 「県内2例目の縄文丸木舟」「交流を物語る出土品」「縄文時代中期の寺地遺跡」 |