埋蔵文化財の調査及び研究・保護思想の普及・技術指導・資料の収集・保存及び刊行と出土品の保存処理を行う組織として、新潟県が平成4年3月31日に設立しました。平成8年からは新津市(現 新潟市秋葉区)金津に新設された新潟県埋蔵文化財センター内に移転し、業務を行っています。
埋蔵文化財調査事業団の業務の多くは、新潟県や国土交通省から委託を受けています。また、業務は埋蔵文化財センター内で行っており、同センターを維持管理しています。
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埋文センターエントランス | 埋文センター常設展示室 | 遺物収蔵庫 |
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調査職員室 | 保存処理室 | 資料室 |
事業団で現在行っている埋蔵文化財発掘調査は、高速道路・国道・鉄道など、国の事業に関係するものです。遺跡の調査が終了すると、整理作業を行い、その成果を「発掘調査報告書」としてまとめています。
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遺跡の発掘調査 | 報告書作成のための整理作業 | 発掘調査報告書 |
発掘調査現地説明会、発掘調査報告会、センターでの企画展のほか、「年報」や広報紙「埋文にいがた」などを発行し、県民の方々に広く成果を公表しています。
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現地説明会の様子 | 遺跡発掘調査報告会 | 広報紙「埋文にいがた」 |
木製品や金属製品などは、そのままにしておくと腐ったり、錆びたりしてしまい原型をとどめなくなってしまいます。そこで遺物を理化学的に処理し、出土したままの状態で長く後世に残していく仕事をしています。
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金属製品の錆び落とし | 金属製品の真空パック詰め作業 | 木製品のトレハロース含浸作業 |