埋蔵文化財の調査及び研究・保護思想の普及・技術指導・資料の収集・保存及び刊行と出土品の保存処理を行う組織として、新潟県が平成4年3月31日に設立しました。平成8年からは新津市(現 新潟市秋葉区)金津に新設された新潟県埋蔵文化財センター内に移転し、業務を行っています。
upload:2023/03/06
埋蔵文化財調査事業団の業務の多くは、新潟県や国土交通省から委託を受けています。また、業務は埋蔵文化財センター内で行っており、同センターを維持管理しています。
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埋文センターエントランス | 埋文センター常設展示室 | 遺物収蔵庫 |
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調査職員室 | 保存処理室 | 資料室 |
事業団で現在行っている埋蔵文化財発掘調査は、高速道路・国道・鉄道など、国の事業に関係するものです。遺跡の調査が終了すると、整理作業を行い、その成果を「発掘調査報告書」としてまとめています。
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遺跡の発掘調査 | 報告書作成のための整理作業 | 発掘調査報告書 |
発掘調査現地説明会、発掘調査報告会、センターでの企画展のほか、「年報」や広報紙「埋文にいがた」などを発行し、県民の方々に広く成果を公表しています。
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現地説明会の様子 | 遺跡発掘調査報告会 | 広報紙「埋文にいがた」 |
木製品や金属製品などは、そのままにしておくと腐ったり、錆びたりしてしまい原型をとどめなくなってしまいます。そこで遺物を理化学的に処理し、出土したままの状態で長く後世に残していく仕事をしています。
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金属製品の錆び落とし | 金属製品の真空パック詰め作業 | 木製品のトレハロース含浸作業 |
午前9:00~午後5:00
年末年始(12月29日~1月3日)
無料
〒956-0845 新潟市秋葉区金津93番地1
TEL:0250-25-3981 FAX:0250-25-3986 Mail:
(公財)新潟県埋蔵文化財調査事業団
①国道403号新津バイパスを加茂・小須戸方面に向かうと、「県立植物園入口」交差点に大きな案内看板が立っています(県立植物園・新津美術館の案内看板と並んでいます)。
②花と遺跡のふるさと公園内のメイン道路を進み、美術館と植物園の間にあるレンガ道を400m進んでください(県埋文センター来館者は車両での通行が可能です)。
※Googleストリートビュー(画像は数年前のものです)
「まいぶんちゃん」に沿ってお進みください
※Googleストリートビュー(画像は数年前のものです)
センターは「花と遺跡のふるさと公園」内にあり、県立植物園、新津美術館と隣接しています。この3館をめぐるだけで学びのひとときを満喫できます。また、国史跡の古津八幡山遺跡と一緒にセンターをご覧いただけば、先人の生活を垣間見ることができるでしょう。公園内には遊歩道、周縁には自転車道・歩道が整備され、少し足を伸ばせば「石油の里」にたどりつきます。製鉄遺跡群もあり、古来、豊かな自然環境と天然資源に恵まれた地であった新津丘陵をゆっくり楽しまれてはいかがでしょうか。